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Toyopet Corona 1500 Delux ad 0'30"

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2代目(1960年-1964年 PT20/RT20系)
1960年4月登場。4ドアセダンを設定。初代の失敗を反省し、「新しくないのは車輪が4つあることだけ!」と謳うほどメカニズムが一新された。現在でいう「ティザーキャンペーン」(発売前にボディの一部などを公開すること)も行われている。

しかし、自慢の1枚リーフとコイルの組み合わせによる後輪カンチレバー式サスペンションは悪路に弱く、悪路に入ると後席の乗客が頭を打ちつけてしまうということもあったという。「振動でフロントガラスにヒビが入る」「雨漏りがする」という噂まで流れ「コロナは弱い」というイメージが広がり、またしてもダットサン・ブルーバードの後慶を拝することとなってしまった。

この対策として、1961年3月にニューコロナ1500デラックス(RT20)としてマイナーチェンジし、エンジンをR型1453ccに強化、リヤサスペンションを通常の車軸懸架と半だ円リーフスプリングの組み合わせに変更した。

1963年5月には第1回日本グランプリ、ツーリングカー1300~1600クラス「C-5」に出場し1位から3位までを独占した。

2代続けてコロナが売れないことに頭を抱えたトヨタ自動車販売(トヨタ自販)では、耐久性を訴えるため、「トーチャー・キャンペーン」(トーチャーとは『拷問にかける』という意味)を行った。1962年に放映されたテレビCMでは、コロナが「砂塵を上げながらドラム缶を蹴散らす」という実写映像でお茶の間に耐久性をアピールした。このCMは日本で最初にカラーで製作されたCMとしても知られている。カラー放送を意識してか、赤・青・黄色のドラム缶が並べられ、その上をコロナが走るというシーンもあった。

この他にも「スタント・ドライブシリーズ」として何本かが作られ「ジャンプ台を15mジャンプする」「崖を転がり落ちても平気で走り去る」「コロナでボールを蹴るサッカー試合」といったスタントCMが放送された。

これらのCMを現代の目で見るとかなりあり得ない描写だが、この当時は耐久性・信頼性のアピールとしてまかり通っていた。CMをきっかけにコロナも徐々に人気を取り戻す。

CMは当然、CGはなく全て実写で撮影されているため、まさに命を賭けての撮影だったという。最初の「ドラム缶」バージョンではトヨタ自販の社員が自ら志願してヘルメットを被り、サラシをシートに巻きつけ体を固定した状態で運転したり、「ジャンプ台」バージョンではドライバーを襷(たすき)でシートに固定して撮影した、といったエピソードが旧車雑誌、「ノスタルジック・ヒーロー」で語られた。

バリエーションにはオートマチックトランスミッション「トヨグライド」装備仕様や、サキソマット(自動クラッチ)付き仕様もあった。ライトバンおよびピックアップトラックは「コロナライン」の名で、輸出仕様は「ティアラ」(クラウンの『王冠』と意味を重ねたネーミング)の名で発売されていた。

このモデルでトヨタが味わった苦い教訓は、のちにTOC運動として展開され、全社挙げて品質管理に取り組む契機となる。そして、その後のRT40型の成功へとつながっていく。

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[ 2009/10/02 00:32 ] TOYOTA | TB(0) | CM(0)
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