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Mercedes-Benz E63 AMG 1'00'

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メルセデス・ベンツ Eクラスは、ドイツの自動車メーカーダイムラーがメルセデス・ベンツブランドで展開しているセダンおよびステーションワゴン型の自動車である。

Eクラスはその起源をミディアムクラスに辿ることができる。ミディアムクラスのモデル名には排気量を表す数字の後に「E」が付けられ、その「E」は、Einspritzung(ドイツ語で燃料噴射の意)に由来する。これは1950年代に最初に現れた燃料噴射技術が新しい時代の象徴だったことを示している。1993年、ミディアムクラスからEクラスへと名称変更されたが、コンセプトや位置づけは不変であった。

サイズはCクラスとSクラスの間に位置し、派生車種としてCLSクラスが存在する。なお、Eクラスと同じプラットフォームを利用したオープンタイプの車種は現在は発売されていない。

コンポーネントとしてはまったく異なるが、車格、積載性能(人を乗せるか荷物を載せるかの違いはある)は、SUVであるMクラスや低重心ミニバンであるRクラスとほぼ同じであり、価格はEクラスが100万円程度高い(日本国内)。

日本におけるメルセデス・ベンツの最量販車種であり、2006年には 9,639台が販売された。以下、Sクラス (8,078台)、Cクラス (8,042台)、Bクラス (7,189台) という販売状況であった。(統計情報、日本自動車輸入組合)

衝突安全性能
アメリカの自動車保険業界の非営利団体である米国道路安全保険協会(IIHS)が、2000年から2003年に起きた事故を調査した結果ではもっとも死亡率が低い車であることが発表された。(対象となっているのは、旧型のW210だと思われる)。

一方で、同団体が行った最新の衝突安全性調査(2003年-2005年モデルが対象)では、大型乗用車のカテゴリーで、「怪我」については「平均に優る (better than average)」ものの、「衝突」については「平均より大きく劣る (substantially worse than average)」、という評価であった。

リコール問題
「先進的な技術」として3代目となるW211に導入されたSBC(電子制御ブレーキシステム・ボッシュ製)であるが、その後の度重なる不具合発生およびリコールにより、2006年度のマイナーチェンジにおいて廃止された。

このため、3代目W211は前期と後期でそれぞれブレーキ構造が異なる。また、前期の前半と後半ではエンジン(排気量、SOHC→DOHCなど)とトランスミッション(5速AT→7速AT)が異なるなど、車としての基本要素が頻繁に変更された。

ディーゼル車の復活
2006年8月~2008年1月現在まで、日本で販売されている乗用車として唯一ディーゼルエンジンを搭載した車種を用意している。この車種では、ガソリン車と比べ、概ね70から80%程度の燃費向上が行われており、プレミアムガソリンと軽油の燃料費の違いもあり、走行コストとしては半分程度となる。

日本ではディーゼルエンジン搭載モデルの販売が途絶えていたが、2006年8月、3LのV型6気筒ディーゼル・ターボエンジンを積む「E320 CDIアバンギャルド」の発売により復活した。

従来のディーゼルエンジンのイメージからは大きく環境負荷が低下しているものの、当初販売されていた「E320 CDI」は日本で2009年から施行が行なわれるポスト排ガス規制に適合しておらず規制開始までの暫定販売とされたが、2008年モデルから排気系の改善が行なわれ、この新排ガス規制に準拠した。 一方、世界でもっとも厳しいといわれる米国カリフォルニア州をはじめ、全米50州のうち、メイン州、マサチューセッツ州、ニューヨーク州とヴァーモント州など5つの州の排ガス規制を満たしていなかったため、これらの地域では販売不能の状態となっている。 2009年度からのモデルとしてBlueTec Dieselという名の補充式の尿素タンクを装備する尿素SCR還元システムを併用することにより、有害な窒素酸化物(NOx)の排出量が改善できるとされている。

四輪駆動
「4MATIC」と呼ばれる四輪駆動モデルが設定され、アメリカ北東部など降雪地域での需要に対応している。右ハンドル車には対応できない構造のため、イギリスなど左側通行の諸国(日本は除く)ではほとんど販売されていない。

ステーションワゴン
メルセデス・ベンツを始め、BMW、アウディといったドイツの高級車ブランドでは、主力のEセグメントにいずれもステーションワゴン(それぞれ呼び名は異なる)が用意されている。エンジンや装備はなどほぼセダンと共通であるが、荷物積載時の姿勢変化を抑えるため、セダンにはないエアサスペンションによるセルフレベリング機構を後輪に採用している。またカーゴルームの蓋となるトノカバーは、ハッチバックの開閉とともに連動して開口部が開くようになっている。日本国内では現在5人乗りのみ発売されているが、ドイツ本国や欧米ではカーゴルームに2人用座席を格納・設置した7人乗車のものも存在する。(国産車ではかつてのトヨタ・クラウンワゴン、トヨタ・セプターワゴン、日産・セドリックワゴンに例があった)。 日本国内の販売車種では、サンルーフが全車種標準装備となっている。

クーペとカブリオレ
メルセデス・ベンツはEセグメントに於いて、Eクラスの前身となるミディアム・クラスの時代から2ドアクーペとカブリオレをラインアップしていた。価格は同排気量のEクラスセダンよりも数百万円高く設定され、販売時期によっては上級モデルとなるSLクラスの同排気量仕様を上回ることもあった。これらの2ドアモデルはスポーツ性よりもラグジュアリー性を重視しており、十分なスペースのリアシートとラゲッジルームを備え、大人4人乗車が可能な点を特徴としていた。BMW・6シリーズやキャデラック・エルドラド等と競合していたが、現行のEクラスでは2ドア仕様は廃止され、4ドアクーペとして、CLSクラスが販売されている。

3代目 W211/S211(2002年-2009年)
W211は7年に渡り販売されたW210の後継モデルとして2002年に発売される。W210のデザインを踏襲しつつも、より大胆に傾斜した楕円形の4灯式ヘッドライトなどが特徴となった。なおフロントからの構図では、新旧の違いがわかりにくくなっている。

機構面ではW210で取り入れられたすべての機能の他、プリクラッシュセーフなどの安全面を筆頭に、雨天時にはディスクとブレーキバッドをわずかに接触させて水分の除去を行いながらの走行や、アクセルペダルから足を離したと同時にディスクとブレーキバッドを近づけるなどの機能を備えたSBSの装備、 DVDナビゲーションシステムなどが装備された。こうした、安全面、機能面での機能向上の一方、モデル中期では、同時の日本車が、HDDナビゲーションシステムやipodなどの外部入力への対応を行っていたがW211がこれらを装備するのは、最終モデルでの更新となったため、電装系機能の面で不満を訴えるユーザーも多かった。

W211の新車価格は発売開始当初、E320で680万円と、先代とほぼ同様であったが、後に、E250などの安価なモデルも発売された。 W210で指摘されたコスト削減に伴う品質低下から、元来の全か無に回帰を試みた世代でもあり、全体的な品質は大幅に向上している。尚、W211でもEクラスにはクーペが設定されず、Eクラスから派生する形で、メルセデス・ベンツとして新たなカテゴリーである、4ドアクーペとしてCLSクラスが2005年にデビューしている。

Cd値は0.26。全幅と全高を20mmずつ拡大してそれぞれ1820mm、1450mmとなり、普通車サイズでの立体機械式立体駐車上では、ぎりぎりのサイズとなおり、入るところと入らないところが存在する。

他のほとんどの欧州車と同様に、毎年夏から秋にかけて、装備の充実化やエンジンの変更などに日本車には少ない、大幅な変更が繰り返された。

2008年12月に、米国自動車保険会社機構(IIHS)から八表された「盗難率の低い車リスト」では、2007年に米国で最も盗難被害に遭う確率が低かった車として、ランキングされており、その盗難率は一万台あたり6台であった。

* 2002年
o 6月 セダンがフルモデルチェンジ。「E240」、「E320 アバンギャルド」、「E500 アバンギャルド」を販売開始。

o 12月 セダンにAMGモデル「E55 AMG」を追加。
* 2003年(2004年モデル)
o 8月 セダンより約1年遅れでステーションワゴンがフルモデルチェンジ。「E240ステーションワゴン」、「E320ステーションワゴン アバンギャルド」を販売開始。
o 11月 セダンに「E320 4マチック アバンギャルド」を追加。また、「E500 アバンギャルド」が7速化。ステーションワゴンに「E320 4マチック ステーションワゴン アバンギャルド」、「E500 ステーションワゴン アバンギャルド」、「E55 AMG ステーションワゴン」を追加。

* 2005年
o 2月 E320 アバンギャルド/E320ステーションワゴン アバンギャルド、E320 4マチック アバンギャルド/E320 4マチック ステーションワゴン アバンギャルドが廃止され、「E350 アバンギャルド/E350ステーションワゴン アバンギャルド」、「E350 4マチック アバンギャルド/E350 4マチック ステーションワゴン アバンギャルド」を新設定。

o 8月 E240/E240 ステーションワゴンが廃止され、「E280/E280 ステーションワゴン」を新設定。

主な変更として、他のEクラスモデルも含め、従来のSBCリコール対応・安定化プリクラッシュセーフティーの強化、各種オプション装備の追加(パシッブセンサーなど)が行われた。このため、一例として2005年に発売されたE350は、2月(2005年モデル)と8月(2006年モデル)で装備に違いがある。

* 2006年(2007年モデル)
o 8月28日 マイナーチェンジ。主な変更として、従来のSBCを廃止し通常のブレーキへの変更、プリクラッシュセーフティーの強化、各種オプション装備の標準化が行われた。また、ラインナップが大幅に変更される。

+ E280/E280ステーションワゴン→E300/E300 ステーションワゴン(呼称変更)
+ E300 アバンギャルドS/E300 ステーションワゴン アバンギャルドS
+ E320 CDI アバンギャルド/E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルド
+ E350 4MATIC アバンギャルド/E350 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド
+ E350 アバンギャルドS/E350 ステーションワゴン アバンギャルドS
+ E550 アバンギャルドS/E550 ステーションワゴン アバンギャルドS
+ E63 AMG/E63 AMG ステーションワゴン
E500 アバンギャルド/E500 ステーションワゴン アバンギャルド、E55 AMG/E55 AMG ステーションワゴンは廃止された。

* 2007年
o 1月 E300を除くEクラスのすべてのグレード(セダン/ステーションワゴン)で価格が改定され、平均0.9%引き上げられる(ユーロに対する円安傾向)。
o 2月 「E350 アバンギャルド/E350 ステーションワゴン アバンギャルド」が6ヶ月間の販売休止を経て復活。エンジンやシャーシなどは、2006年モデルと同じであるが、2007年モデルのE350では、マイナーバージョン後のエクステリア、インテリア、機能・装備、ブレーキシステム(SBCの廃止対応)となっている。また、期間限定モデル「E300 アバンギャルド リミテッド/E300 ステーションワゴン アバンギャルド リミテッド」を発売。

o 5月 期間限定モデル「E320 CDI リミテッド/E320 CDI ステーションワゴン リミテッド」を発売。
o 8月 「E250/E250 ステーションワゴン」及び期間限定モデル「E250デビューパッケージ」(セダンのみ) を発売(E250/E250 ステーションワゴンの供給開始は11月以降予定)。
E300 ステーションワゴン アバンギャルドSは廃止された。

* 2008年
o 8月 「E250 アバンギャルド/E250 ステーションワゴン アバンギャルド」を発売。同時にE250及びE250 ステーションワゴンは廃止された。

特徴・機構
* コンセプト - 先代(W210)のキープコンセプトであるが、よりエレガントな様相を持っている。また、2006年秋のマイナーチェンジ後は、フロントグリルを中心によりスポーティーな印象を強めている。 * 価格帯 - 約700万円~1400万円の価格帯で日本で発売されているが、北米では51千ドル~86千ドルとやや大衆にも向けた価格設定である。ドイツ本国をはじめとするヨーロッパ市場やアジア、アフリカ諸国などでは、労働者階級層や、発展途上国での富裕層、ハイヤー、タクシーなどの営業車用途にも向けた、「E200 コンプレッサー」や「E220 CDI」などの廉価版が存在するが、日本市場では高級車というイメージを強調するブランド戦略により、ある程度以上の装備・価格帯のものしか正規輸入されていない。マイナーチェンジを機にオプション装備の標準装備化や追加装備が行われ、全体的な販売価格が上昇した。

* 内装・装備 - 日本国内では、「エレガンス(E300のみ・日本国内では“エレガンス”とは表記されない)」と「アバンギャルド(黒系の木目の内装で革張り)」が存在する。ヨーロッパ諸国では内装及び装備を簡素化したクラシックも存在するが、上記の理由で日本国内には導入されていない。なおアバンギャルドは2006年秋のマイナーチェンジにより「アバンギャルドS」(ドイツ本国などには未設定・AMGデザインのアルミホイールやスポーツシート等を装備)としてバトンタッチしたものの、その6ヶ月後にはE350に限りアバンギャルドが復活している(「E320 CDI」及び「E350 4MATIC」はアバンギャルドのままとなっている)。

* 外装 - 「E350 アバンギャルドS」などでのAMGエアロパーツと、「E63 AMG」などでのAMGエアロパーツは細部が異なっている。全長、全幅は日本の一般的なタワーパーキングのぎりぎり入ることができるサイズである。

* 発注から納車までの期間:他の輸入車と同様、国内に在庫が用意されている装備、仕様であれば、注文から概ね2~3週間での納車が可能である。なお、在庫以外に好みの装備や仕様をオーダーする場合、概ね3ヶ月程度の期間を要する。

* 「E280」「E350」「E500」については、当時世界初となった7速AT(7G-TRONIC)を装備していた。2006年のマイナーチェンジ後は、FR車の全車種で装備された(アバンギャルドS全車ではパドルシフト付の7G-TRONIC Sportを4WD車である「E350 4MATIC」は5速ATを搭載している)。

現行モデル
* E63 AMG/E63 AMG ステーションワゴン(2006年8月- )
6.2L V型8気筒DOHCエンジン(514ps/64.2kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E550 アバンギャルドS/E550 ステーションワゴン アバンギャルドS(2006年8月- )
5.5L V型8気筒DOHCエンジン(387ps/54.0kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E350 アバンギャルドS/E350 ステーションワゴン アバンギャルドS(2006年8月- )
3.5L V型6気筒DOHCエンジン(272ps/35.7kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E350 4MATIC アバンギャルド/E350 4MATIC ステーションワゴン アバンギャルド(2005年2月- )
3.5L V型6気筒DOHCエンジン(272ps/35.7kg・m)、5速AT、駆動方式は4WD。

* E350 アバンギャルド/E350 ステーションワゴン アバンギャルド(2005年2月-2006年8月、2007年2月- )
3.5L V型6気筒DOHCエンジン(272ps/35.7kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。
従来のコンフォート性を望むユーザー向けに2007年2月に復活した。マイナーチェンジの前後の両方で唯一販売されているグレードである。なお年度ごとに細部の機能・装備は異なる。

* E320 CDI アバンギャルド/E320 CDI ステーションワゴン アバンギャルド(2006年8月~)
3.0L V型6気筒DOHCディーゼルエンジン(211ps/51.1kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E300/E300 アバンギャルドS/E300 ステーションワゴン(2006年8月~)
3.0L V型6気筒DOHCエンジン(231ps/30.6kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E250 アバンギャルド/E250 ステーションワゴン アバンギャルド(2008年8月~)
2.5L V型6気筒DOHCエンジン(204ps/25.0kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

過去のモデル
* E55 AMG/E55 AMG ステーションワゴン(2002年11月~2006年8月)
スーパーチャージャー付き 5.4L V型8気筒SOHCエンジン(467ps/71.4kg・m)、5速AT、駆動方式はFR。

* E500 アバンギャルド/E500 ステーションワゴン アバンギャルド(2002年11月~2006年8月)
5.0L V型8気筒SOHCエンジン(306ps/46.9kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E320 アバンギャルド/E320 ステーションワゴン アバンギャルド(2002年6月~2005年2月)
3.2L V型6気筒SOHCエンジン(224ps/32.1kg・m)、5速AT、駆動方式はFR。

* E320 4MATIC アバンギャルド/E320 ステーションワゴン(2003年11月~2005年2月)
3.2L V型6気筒SOHCエンジン(224ps/32.1kg・m)、5速AT、駆動方式は4WD。

* E280/E280 ステーションワゴン(2005年8月~2006年8月)
3.0L V型6気筒DOHCエンジン(231ps/30.6kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E300 ステーションワゴン アバンギャルドS(2006年8月~2007年7月)
3.0L V型6気筒DOHCエンジン(231ps/30.6kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E250/E250 ステーションワゴン(2007年11月~2008年8月)
2.5L V型6気筒DOHCエンジン(204ps/25.0kg・m)、7速AT、駆動方式はFR。

* E240/E240 ステーションワゴン(2002年6月~2005年8月)
2.4L V型6気筒SOHCエンジン(177ps/24.5kg・m)、5速AT、駆動方式はFR。

Eクラスエクスペリエンス パリ-北京
2006年、model2007の発売PRの一環として、Eクラスによるパリ-北京間13,600kmを走破するイベントがメルセデス・ベンツとして99 年ぶりに開催された。 33台のE320 CDI、E320 CDI 4MATICにより、約一ヶ月間かけて行われ、シベリアの凍土から、砂漠、100Kmを超える直線など多いときで一日700Km以上を走破した。サポートカーとしては、Gクラスやスプリンター(日本未導入)など用いられ、ドライバーとして、パリダカで、1981年、1984年、1986年の三度総合優勝したルネ・メッジなども参加した。 ARALとミシュランによるサポートが行われた。

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[ 2009/08/03 17:50 ] MERCEDES BENZ | TB(0) | CM(0)
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