トップページ→
TOYOTAカテゴリー→
Camry V30
トヨタ・カムリ (CAMRY) は、トヨタ自動車で生産されている乗用車である。取扱いディーラーはトヨタカローラ店。
元々は中型大衆車として登場し、トヨタカローラ店においてはカローラの上位車種という位置づけであった。
現在ではマークXと同格車種として扱われているが、車幅はマークXはおろかクラウンより大きく、最小回転半径が5.5mとなる。BMW・5シリーズやメルセデス・ベンツ Eクラスと同格寸法で、より大きな室内空間を意識した設計となっており、FFセダンのなかで最も売れているトヨタグループの世界戦略車である。
カムリのG-ディグニスエディションはマークX最上級グレードの300Gクラスとなり、機敏なドライブフィールを重視するマークXか後席居住性を重視したカムリにするかで販売チャネルと客層を分けている。
2006年1月のフルモデルチェンジでウィンダムと統合されたため、現在はカローラ店の専売車では最上級車種となっている。
日本市場では販売台数がそれほど多くはないため、見かける機会は比較的少ないが、世界市場における人気は絶大であり、特に北米市場では、連続してクラストップの販売実績を誇り、日産自動車のマキシマや本田技研工業のアコードと共に人気は高い。また、オセアニア・東南アジア地区での人気も高い。全世界で累計1000万台以上を販売しているトヨタのベストセラーカーであり、同社の屋台骨を支える世界戦略車でもある。
国際的にメジャーな車にも関わらず国内販売が不振なのは、ネーミングイメージと運転時の取り回し、道路事情・車庫スペース等の事情が影響していることによるものであるが、トヨタグループではゆったりした直進安定性と居住性を鑑みロングクルージングを意識した大型FFセダンをイメージコンセプトとして開発された車である。
ネーミングを変えた後継車種の案もでたが、国際戦略車としてのネームバリューを国内に根付かせたいという思惑とカムリという従来のイメージギャップの打破を目指し、車名を継続した。
7代目 XV30型(2001年-2006年)
* 2001年9月27日登場。セダンのみとなる。日本仕様はV6エンジン搭載車が廃止され、直列4気筒2400cc(2AZ-FE)のみとなった。ウィンダムと共通のプラットフォームを使用する。形式は本来はXV30型だが、トヨタ車の形式の法則でX+Z=CとなるためACV30、MCV30(北米向けV6仕様)となる。
* 2004年7月6日 一部改良(プレマイナーチェンジ)。内外装を変更。北米仕様のV6エンジンは3300ccの3MZ-FEが追加され、5速ATが組み合わされた。
車名の由来
# カムリ - 冠(かんむり)の異表記「かむり」から。
# プロミネント - 英語で「卓越した」「傑出した」の意味。
スポンサーサイト