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Sunny Ad 1989 0'30"

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サニー (SUNNY) は、日産自動車が1966年から2004年まで製造・販売していた自動車。

本項ではペットネームがサニーのみの車種について記述する。サブネームを持つ派生車については#派生車の節から当該項目を参照のこと。

1960年代の日本におけるモータリゼーションの進展に対応して開発され、以後1980年代にかけて長く日産の最小排気量クラスを担う主力車種として、高度成長期のベストセラーカーとなった。1980年代に至るまで、日本の小型大衆車の中でもトヨタ・カローラと双璧をなす存在で、その最盛期には販売台数を熾烈に争ったことで知られる。

ボディタイプは2ドアセダンからスタートし、4ドアセダン、2ドアクーペ、3ドアクーペ、ピックアップトラック、2ドアライトバン、4ドアライトバン、ステーションワゴン(カリフォルニア)、3ドアハッチバックなどのバリエーションが存在し、ライバルのカローラ同様に実用性と経済性、信頼性に優れた大衆車として市場の定評を長い間保っていたが、1990年代以降、日産自動車の販売施策低迷と、セダン主力の車種構成が時流に合わなかったことで人気を落とし、2004年の車名廃止に至った。

1960年代初頭、日産自動車では1000cc-1200cc級の小型乗用車「ブルーバード」の初代モデル310系が大成功を収め、続く2代目モデルの410系はスタイリングが市場の不評を買ったものの、小型車市場での地歩を確実に固めつつあった。

しかし、410系ブルーバードが1200cc以上を主力とするモデルに移行したため、日産には、ブルーバードより若干小型で軽自動車との中間クラスに当たる700cc-1000cc級のベーシックカーが存在しない状態となった。当時最大のライバルであったトヨタ自動車工業は、700cc級の「パブリカ」をエントリーモデルとして市場に送り出し一定の成果を収めつつあり、その他の中堅メーカー各社も、700cc-1000cc級の小型車で市場参入を進めていた。

日産車内ではこれを危惧して、ブルーバードより小型のモデルを開発しようとする動きがあったが、当時の日産自動車トップであったワンマン社長・川又克二は、ブルーバードと同志討ちになりかねないエントリーモデルの開発には当初消極的で「お金のない方はブルーバードの中古をお買いになればよろしい」と評する始末であった。営業陣は商用車開発などの名目で川又を説き伏せ、ようやく小型ベーシックカーの開発にこぎ着けた。サニーが大成功したことで、川又も部下たちに対し「(サニーの開発を)やっておいて良かったな」と反省の弁を残している。

こうしてサニーは、1980年代後半に至るまで人気シリーズとして日産のメインストリーム的な車種となった。とはいえ、サニーの登場からおよそ7か月後に遅れて登場した競合車種(同クラス)のトヨタ・カローラには、走行性能面で互角あるいはそれ以上のポテンシャルを備えながら、ユーザーを惹き付けるデザインやアコモデーションなどのクオリティ(品質感)などで一歩譲るところがあり、販売面では常にカローラの後塵を拝し続けることになり、それ以後はカローラを永遠のライバルとして見なすようになる。しかし1990年代の中期以降、日産車全体のシェア低迷と歩調を揃えるかのように回を重ねる毎に販売実績が減少し、市場でもある意味で半ば忘れかけられた存在となって、最終的に当ブランドの消滅を迎えたのである。

6代目 B12型(1985年-1990年)
1985年9月にB12型にモデルチェンジ。通称「トラッドサニー」。デザイン、構造において1984年から日産でライセンス生産を行っていたVWサンタナの影響を受け、品質・性能とも大きく向上を果たしたモデルである。B11系では未熟な面もあった日産の前輪駆動システムは、このモデルにおいて大幅な改善を達成した。

ボディタイプは2/4ドアセダン、3ドアハッチバック(303,305)、5ドアワゴン(カリフォルニア)。2ドアセダンは国内仕様のラインナップにはない。さらに、ボディ一体型のウレタンバンパー(上級モデルはカラードバンパー)を採用し、直線・平面基調の独特なデザインとなる。丸円にSの文字をモチーフにしたエンブレムがフロントグリル中央に設置(B13型前期まで踏襲)。

車重はやや増加し、ボディ剛性や品質面を改善し、この代から高張力鋼板および亜鉛ニッケル合金メッキを用いた防錆鋼板[9]が用いられるようになった。この点ではデザイン共々VWサンタナの影響が強い。また、4WDはパートタイム方式で唯一セダンのみに設定された。

1986年2月にはクーペの「RZ-1」(アール・ズィー・ワン)が追加された。シャシーはセダン/ハッチバックと共通だが、外板の約70%は専用設計。シャープで鋭角的な独特のフロントマスクを与えられた。

また、同年8月にはサニー初のDOHCエンジン搭載グレード「セダン スーパーサルーンツインカム」、「ハッチバック 306ツインカムNISMO」、「RZ-1 ツインカムNISMO」が新設定された。エンジンはCA16DE型。

1987年9月にはマイナーチェンジが行われ、外装ではフロントマスクと特にリアコンビネーションランプやナンバー取付け位置などが変更された。また、1500ccガソリン車のエンジンが「スーパー・インテークエンジン」と呼ばれる直列4気筒SOHC・12バルブのGA15型に換装された。1300cc車は従来どおりキャブレター仕様のE13S型のみ。これに伴いE15ETターボエンジン車はモデル廃止。グレードは「1300GL/1500GL」が「1300EXサルーン/1500EXサルーン」に改名。また、「1500SGL」に代わって新たに「1500SXサルーン」を設定。セダン/カリフォルニアの「1500スーパーサルーン」系のフルオート・フルタイム4WD車にはメカニカル式ABSがメーカーオプションで設定された。

また、1989年1月には一部改良が行われ、セダンのEXサルーンのグレード名をEXに変更し、スーパーサルーン系のグレードに「スプレンド」シリーズを設定。セダンにも「NISMO」シリーズを新設定された。

* 1985年9月 - B12型にモデルチェンジ。
* 1986年2月 - 「RZ-1」を追加。
* 1986年8月 - 「セダン スーパーサルーンツインカム」、「ハッチバック 306ツインカムNISMO」、「RZ-1 ツインカムNISMO」を設定。
* 1986年9月 - 4ドアセダンおよびカリフォルニアに、フルオート・フルタイム式4WD車、および「セダン1500スーパーサルーンE」を追加。
* 1987年9月 - マイナーチェンジ。
* 1988年1月 - セダンにモータースポーツ向けの「1600VRツインカム」を追加。同時に、マニュアルエアコンを標準装備した特別仕様車「1300 1500EXサルーンG」発売。
* 1988年6月 トリプルビスカス式4WD車を追加。特別仕様車として「1500スーパーサルーン・TRAD」および「1500スーパーサルーンE・TRAD」を発売。
* 1989年1月 - 一部改良。
* 1990年 - 生産終了。B13型にバトンタッチ。

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[ 2008/12/26 22:32 ] NISSAN | TB(0) | CM(0)
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